ＥＸＩＬＥのリーダー、ＨＩＲＯ（４５）がサッカー日本代表ＭＦ香川真司（２５）に“応援ソング”をプレゼントしていたことが１６日、分かった。８月に発売する「ＶＩＣＴＯＲＹ　２０１４」にラップを加えた“香川バージョン”で、活躍を願って制作。Ｗ杯初戦は不発に終わったが、ＨＩＲＯは「これを聞いて点を取ってほしい！」とアツいエールを送った。

　日本を代表するグループが、日の丸の「１０番」を強力バックアップだ。「メチャクチャ応援しています」。香川にエールを送ったＨＩＲＯが、“応援ソング”の存在を明かした。

　香川は大のＥＸＩＬＥファンで、昨年のＨＩＲＯのパフォーマーとしてのラストツアーにも来場。ＨＩＲＯにサイン入りユニホームを贈るなど親交がある。その香川が好んで聞く曲がＥＸＩＬＥの「ＶＩＣＴＯＲＹ」。２０１０年のＷ杯日本代表応援ソングで、１次リーグ突破を“後押し”した縁起のいい曲だ。

　同曲は今大会に向けて、「ＥＸＩＬＥ　ＴＲＩＢＥ」名義の「ＶＩＣＴＯＲＹ　２０１４」としてパワーアップ。香川本人から「いつも『ＶＩＣＴＯＲＹ』をかけてから試合に臨んでいます」と聞いたＨＩＲＯは、彼のために「－２０１４」の“香川バージョン”を制作。ブラジル出発前にプレゼントしたという。

　同じ所属事務所のヒップホップユニット、ＤＯＢＥＲＭＡＮ　ＩＮＣ（ドーベルマン・インク）のラップを加えた特別バージョン。香川の名前はもちろん、「サムライブルー」など日本代表に関連する言葉が盛り込まれている。「世の中には出ていない曲ですが、香川選手が聞いたら相当、気合が入る楽曲になっているはずです」という自信作だ。

　自身の名前と背番号「１」が入ったアディダス特注ユニホーム姿で初戦をテレビ観戦したというＨＩＲＯ。香川のゴールはお預けだったが、「これを聞いて、点を取ってくれたらうれしい」と活躍を期待。ＥＸＩＬＥ魂が詰まった応援ソングが、香川の得点と日本の“ＶＩＣＴＯＲＹ”を呼び込んでくれそうだ。