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今回の公演は、昨年デビュー15周年を迎え、さらに新しいエンタテインメントを追及すべく1年がかりで構想されたもの。「通常のツアーではできないこと、一座として見せたいモノ、届けたいモノにとことんこだわって作りました」という浜崎の言葉通り、新旧の楽曲を織り交ぜながら、最先端の技術や演出を数多く取り入れた新鮮なステージが展開された。
ライブの中で観客を特に驚かせたのは、浜崎本人によるエアリアルシルクという空中パフォーマンス。シルク・ドゥ・ソレイユの現役キャストが専属トレーナーとなって、今年初めからロサンゼルスにて1日数時間のハードなトレーニングを積んできたという成果を命綱なしで見せ、同時にニューアルバム「Colours」収録の「Angel」を幻想的に歌い上げた。
そのほか、オープニングの「Feel the love」では20トンの水を使用。大がかりなセットが圧巻の「WHATEVER」、200mの生地を使った巨大な赤いドレスを着た「Hello new me」など、視覚的にも楽しませながら全20曲を歌唱し、MCなしの構成で楽曲の世界観を届けた。